会長挨拶

東京都中学校特別活動研究会 会長 青木 由美子
   (小平市立小平第五中学校 校長)

 東京都中学校特別活動研究会会長2年目となりました青木由美子です。
平成9年度に東京都教育研究員特別活動部会に参加して以来、特別活動の研究に携わって23年目となりました。これまで教育行政にかかわったり管理職を務めたりする中で、中学校の特別活動の充実・活性化が課題であると感じていました。そこで、東京都教育研究員(以下、研究員)と東京都中学校特別活動研究会とのつながりを深めようと、夏に御嶽で行われる研究員の宿泊合宿や研究発表会に参加したり、研究員の研究成果を本会が主催する大会で発表していただいたりして、特別活動の研究の充実を図ってきました。本会の研究者も少しずつ増え、また、特別活動を研究主題として研究推進する中学校が都内に少しずつではありますが増えてきたことは、本会にとって大変嬉しい成果といえましょう。これからも特別活動のさらなる発展のために頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 改訂学習指導要領において特別活動が先行実施を始めて2年目となります。新しい学習指導要領においては、特に、特別活動において「人間関係形成」「社会参画」「自己実現」の3つが指導上の重要な視点として掲げられ、積極的に社会参画する力や話合い活動を通して合意形成や意思決定すること、役割分担して協力し合うことの重要性などが述べられています。また、日本の子供達の自尊感情の低さが指摘される中で、次代を担う子供達には、自分に自信をもたせ、将来への夢や希望の実現に向けて、生きる力の育成を図ることが大切であり、このことからもこれからの特別活動の役割を痛感しているところです。
 11月16日(土)には、第48回全日本中学校特別活動研究会・東京大会を開催しました。本大会は今回で48回目、東京での開催は15回目となりました。研究主題を「新学習指導要領実施への新たな特別活動の展開」とし、学級活動、生徒会活動、学校行事の各分科会発表と講師の指導・助言、筑波大学教授 藤田晃之先生の記念講演などを通して、これからの特別活動の展望について学べる機会となりました。
 また、本研究会では研修会の開催や研究活動をすすめるとともに、東京都中学校生徒会長サミットを毎年開催しており、本年度12月26日(木)に第18回目の開催となります。毎年、都内の中学校から多くの生徒会役員や指導担当の先生に参加していただき、実践の紹介や分科会における情報交換や協議など内容も充実した会となっています。多くのご参加をお待ちしております。

(2019.11)